開拓団おすすめ本

東京里山開拓団の活動に際して、参考とした本を集めてみました。
  

『自然資本の経済』ポール・ホーケン他著 

開拓団おすすめ度【★★★★】
環境問題研究家であり、企業家でもある著者は、
環境と経済は二者択一ではなく、自然を資本と考える資本主義こそ
新しい産業革命を引き起こすと主張する。
?資源利用の効率改善、?自然メカニズムの模倣、
?所有しない資源のサービス化、?自然への再投資の4つを
基本原則とするものとして、
膨大な事例と研究から環境と経済の新しい関係を描く。
 

『児童養護施設の子どもたち』 大久保真紀著 

開拓団おすすめ度【★★★★】
新聞記者ならではの視点で対象となる子どもたちにじっくり寄り添った取材により
大人の都合で翻弄される子どもたちの現実が描かれている。
児童養護施設の子どもたちがどのような境遇に置かれ、
どんなふうに感じたり考えたちするのかが克明に描写された力作。

 

『山びこ学校』無着成恭編

 
開拓団おすすめ度【★★★★】
戦後の山形のある山村に通う小学生の文章を集めたもの。
子ども自身の目を通じて、里山の命の数々との関わりや発見、
厳しい世の中を生き抜く苦労や悩みが描かれている。
そこに描かれていた里山というのは、今時の人たちが思い描きそうな、
「自然の中の遊び場」ではなく、
少しでも生活の支えとなればと関わる「生活の糧を得る場」だった。
子どもたちは親を少しでも手助けしようとして里山に入り、
その中で自然と関わる楽しみと自然の恵みを活用する知恵や工夫を得ていた
ことが分かる。

 

『植えない森づくり』大内正伸著


開拓団おすすめ度【★★★★】
植えなくても森づくりはできるという主張は
著者自らが山里に住みこんで得られた経験に裏打ちされていて説得力がある。
また「植林賛美」の報道が「植林=善」…「伐採=悪」という概念を
知らず知らず一般市民に植えつけてしまったのではないかという指摘も
うなづける。イラスト入りで分かりやすい。

 

遠藤ケイ キジ撃ち日記   遠藤ケイ著


開拓団おすすめ度【★★★★】
従来の民俗学のイメージを変える大胆な描写力で
イラストレータ・執筆家として活躍する著者は
千葉の里山に自らの手で丸太小屋を建て里山の中で30年生活した実践者。
日記形式の本著は著者の里山生活の関心事や思索が
回りくどくなく端的に表現されている。

 

『森の「恵み」は幻想か』 蔵治光一郎著


開拓団おすすめ度【★★★】
快適な「里山」、
コンクリートダムの代わり洪水を防いだり水を蓄える「緑のダム」
もったいない「間伐材」、「木質バイオマス」活用など
日本における森への幻想を科学者の視点で議論する。
里山に入る度にイメージと現実とのギャップを感じている私のような人に
分かりやすく客観視する視座を与えてくれる好著。
現場から離れてマスコミ情報に頼る現代人への警告の書でもある。
「なぜ、私たちは、自然がまるで人間にとって
 都合がよいものであるかのように認識してしまうのでしょうか」

 

『水の革命』 イアン・カルダー著


開拓団おすすめ度【★★★】
森林は本当に雨を増やして水を蓄積したり土壌流出や洪水を防いだりできるのか――
世界の事例を科学者の視点で検証する。
「大きな被害を出す特大の洪水に関しては、
 森林伐採がその原因であるという逸話を支持するような
 科学的な証拠はほとんど存在しない」

 

『水が世界を支配する』 ステーブン・ソロモン著


開拓団おすすめ度【★★】
古代文明から現代の大国まで、水を制御し活用したものが世界の秩序を作るという
壮大な視点で世界の歴史を編成し直した著。
「水の欠乏が中東を発火寸前にしているように、(インドと中国という)
 アジアの二大新興国がこれから水問題にどう対処していくかによって、
 21世紀の世界秩序は大きく揺さぶられるであろう」

 

『日本の田舎は宝の山』 曽根原久司著


開拓団おすすめ度【★★】
経営コンサルタントが田舎に移住し、限界集落に都市の人を集めて産業振興を進めてきた経緯を語り
実践の中から農村発の10兆円産業を構想する。
都市中心、経済中心、国際化中心の社会にあっても、「田舎」のもつ価値や可能性を感じさせる好著。
「04年、都会の若者に遊休農地の開墾ボランティアに来てもらうという、
 とんでもない企画を立ち上げました」

 

『自然のレッスン』 北山浩平著


開拓団おすすめ度【★★】
アメリカ放浪の中でネイティブアメリカンの思想を見出し、
今一度日本人の根源に立ち戻ろうと実践してきた著者が
現代社会、日常生活の中でどう実践できるか思索する。
「リスペクト、それはみんなの声が聞こえてそれぞれが何を言っているかを
 理解するまでじっくりと耳を傾けること」

 

『「社会に役立つ」を仕事にする人々』小堂敏郎著


開拓団おすすめ度【★★】
利益一辺倒の働き方でもなく、利益を度外視したボランティアでもない
新しいスタイルの社会貢献事業を興した12人の社会企業家を取り上げる。
「全国の社会企業家は8千事業所、3.2万人。ここから一人、また一人と
増えていったら…(中略)…やがて日本が変わると思います」

 

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