東京里山開拓団とは

東京の荒れた山林や空き家を児童養護施設の子どもたちとともに再生しふるさとを自ら創り上げるボランティア団体です

大都会・東京にも林業・農業・生活で使われなくなって荒れたままの山林、誰も住まなくなった空き家が沢山あります。一方で、都市社会のひずみのなかで家庭に居場所をもてない子どもたちが大勢います。そんな両者をつなぐことができれば環境保全と児童福祉を一石二鳥で進められるのでは――こう考えて、東京里山開拓団は、児童養護施設等の子どもたちとともに東京都八王子市美山町の荒れた山林、ふもとの空き家などを再生しふるさとを自ら創り上げるボランティアで推進しています。また、都心の空き家を活用した児童養護施設退所者のフリーシェアハウスづくり、里山を活用した研修・会議支援事業、本の里山を紹介するサイト運営など、埋もれた資源の新たな社会的活用にもチャレンジしています。

オンライン説明会①東京里山開拓団とはどんな団体？

オンライン説明会②里山ってどんなところ？

オンライン説明会③開拓団ではどんな人が活動しているの？

オンライン説明会④学生支部や里山紹介サイトではどんなことしているの？

オンライン説明会⑤里山での一日はどう過ごしているの？

代表からのご挨拶

アウトドア好きが高じて手つかずの自然を探し求めていたら、意外にも足元のようなところに何十年も人が入っていない荒れた山林があることに気づきました。2006年のことです。

それからは地主の了解を得て荒れた山林に分け入って一人夢中になって道や広場を伐り拓きました。地道という言葉の通りの作業です。個人的にベンチャー経営の行き詰まりもあって気晴らしにという気持ちも当初はあったのですが、次第に額に汗して自然深くとかかわる開拓そのものの魅力にどんどん引き込まれていきました。やがて家族や友人知人も呼ぶと、子どもから大人まで年齢を問わず満面の笑顔で楽しんでまた来たいといいます。それならもっと社会に貢献できる活用ができるのではと考えて、2009年に東京里山開拓団を立ち上げることにしました。

その後、私たちは試行錯誤した結果、活動の柱として児童養護施設との里山開拓に取り組むことにしました。この活動は、環境保全と社会福祉に一石二鳥で取り組む前例のない取り組みであり、自然とボランティアのチカラを活用してコストをかけずに最大の効果を生み出す私の社会福祉の理想形でもあります。

このサイトではお固いことばかり書いていますが、実際には参加する誰よりも私自身が一番ワクワクしていると思います（笑）。これからも里山を心から楽しみながら、いろんな方々とのご縁をいただいて活動を継続・拡大できればと思っています。ご関心をいただけますようでしたら遠慮なくお問い合わせいただけますと幸いです。

NPO法人　東京里山開拓団
代表　堀崎　茂