NPO法人 東京里山開拓団

東京の荒れた山林を児童養護施設の子どもたちとともに開拓し自然の恵みを活用するボランティア団体です

東京の荒れた山林を児童養護施設の子どもたちとともに開拓し自然の恵みを活用するボランティア団体です

活動の内容

■里山開拓の準備・推進

児童養護施設との里山開拓で大切にしていることがあります。それは「よりたくましく、よりすこやかに」という活動方針です。これは子どもの遊び研究家で絵本作家のかこさとしさんからいただいたメッセージであり、それに感銘して私たちの活動方針として掲げ続けているものです。

私たちの里山開拓では、大人が自分の考えややり方を子どもたちに押し付けてやってあげたり指導したりするではなく、子どもたちの自発的な意志や自由な発想をできるだけ尊重し、また現地で調達できる自然の恵みを有効に活用して、大人も子どもも一緒に試行錯誤しながら活動を作り上げていくことを重視しています。大人のお仕着せのやり方や都会のやり方から離れることで、子どもたちは自分自身の可能性、本当の感覚や感動、自然との本当のつながりを実感し、よりたくましく、よりすこやかな心が育まれていきます。

里山開拓の準備は、実施の約1か月前からはじまります。まず児童養護施設側と日程調整、会員側の参加者調整を行って確定します。次に、毎月平日夜に開催される準備会議にてこれまでの里山開拓の反省を踏まえた午前企画案、食事案、役割分担を決めます。そして、参加者同士のメール交換を通してより企画や食事の具体化や準備や天候を踏まえた実施判断を行って里山開拓当日を迎えます。

里山開拓当日は会員側が先に里山に行って、当日の予定や役割分担の確認、危険箇所確認などを行います。そして、児童養護施設側と合流した後、午前中は四季の自然の恵みを活用した様々な企画を行います。進め方はできるだけ子どもたちの意向に寄り添うことを心がけています。

お昼は手作りした石かまどに枯れ木を集めて火を起こし、食材を調理して、たき火料理を作ります。事前に季節の食材を生かしたシンプルな料理を会員側で考えて食材を準備し、子どもたちとともに協力して作り上げていきます。

午後は自由時間にしています。ハンモックや展望台で休んだり、木の工作をしたり、虫や花を探したり、駆け巡って遊んだりと思い思いに過ごします。この時間は、お互いにいろんなことを話したり、チャレンジしてみたりする大切な時間です。

14時半すぎに下山して児童養護施設のみなさんと別れ、バスで高尾駅に15時半頃到着して会員側も解散となります。

その後メールにて会員側ではアンケートを行って反省点などを共有し、今後の企画検討の際役立てるようにしています。


春の企画例 


花見で乾杯

里山大運動会

草花の叩き染

畑づくりとイモ栽培

フィールドアスレチック制作

 

夏の企画例

水鉄砲づくりと水かけ合戦

弓矢づくりと的当て

すいか割り・種飛ばし

鳥の巣箱作成

 

秋の企画例

里山でハロウィンお化け退治、お菓子探し

ツリーハウス・かまど・テーブル制作

暗夜行路(目隠しでロープを伝って進む)

月見団子づくり・たき火料理

忍者の刀・手裏剣・吹き矢・隠れ蓑づくり
 

冬の企画例

新たな道づくり

広場・畑の拡張

落ち葉集め、腐葉土づくり

手づくりの筆で書初め

クリスマスケーキづくりと丸焼きチキン

トナカイベンチ制作

おもち食べ放題

豆まき鬼ごっこ

※里山の紹介

私たちの里山は八王子市美山町の集落の裏山です(現在は代表が所有)。高尾駅からバスで約20分でふもとに到着し、ヒノキやスギの林を抜けて尾根伝いに約15分・標高差で100mほど登った雑木林の中に私たちの活動する広場があります(標高は342m)。車なら八王子西ICより5分と都心から1時間でアクセスできる通いやすい立地にあります。


■組織の運営

通常の活動運営は会員が自発的に分担して推進しています。会員は毎月1回平日夜に下北沢などで実施する「準備会議」で、次回の里山開拓や団体運営のための話し合いを行います。理事・監事は活動のあり方や継続・拡大に向けた助言を行います。毎年春には「総会」・「活動報告会」を行います。前年度の活動を総括しながら今年度の施策を発表して会員・サポーター・連携先・理事・監事はじめつながりのある多くの方々で共有しています。

【主な役割】

代表:組織運営の責任をもって、実行計画を立てて内外の様々な関係者と協力して各種施策を推進し、関係者に実績を報告します。

広報:会員・支援者・支援先・連携先を募集するために、WEB、SNS、マスメディアなどを介して活動や組織の紹介を推進します。

研修:会員が活動の意義と可能性について理解を深めるために、準備会議や合宿研修にて里山開拓に必要な自然・児童・社会課題等の理解や安全・企画面等の検討を行います。また、里山開拓で様々な役割を交代で担当することで実践的な知見の習得を進めます。

総務:会員が連携して成果を出すために、新入会員への対応、会員間のコミュニケーション促進、関係機関との連携促進などを行います。

会計:施設や会員が負荷なく参加できるように、助成金や会費を集めて適正に管理し透明性の高い報告を行います。

理事・監事:経験や専門性、人脈を生かし、活動のあり方や継続・拡大に向けた助言を行います。

個人・法人サポーター:資金面などで間接的に活動の支援を行います。

NPO法人 東京里山開拓団
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